不妊治療の方法

不妊治療の方法

原因が特定できた場合

原因が特定できた場合、それぞれの原因に応じた治療を行います。

排卵障害
排卵誘発法を行いながら、タイミング法や人工授精などを行います。
卵管狭窄・閉塞
卵管形成術(FT)を行い卵管を開通させるか、体外受精を行います。
子宮内膜症
腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術を行ってからタイミング法・人工授精・体外受精を行うか、年齢によってはすぐに体外受精を行います。
乏精子症
人工授精や体外受精(状態によっては顕微授精)を行います。
無精子症
精管閉塞がある場合は精路再建手術を行うか、精巣精子採取術+顕微授精などを行います。
勃起障害・射精障害
勃起障害治療薬等で治療したり、人工授精を行ったりします。

原因が分からない場合

排卵と受精を補助する治療を行います。
一般的には、タイミング法→排卵誘発法→人工授精→体外受精というように、数周期で妊娠しない場合に治療法をステップアップさせていきます。

タイミング法

超音波検査で卵胞の大きさを測定し(卵胞モニター)、尿中のホルモンや、頚管粘液検査などから、排卵の時期を予想して、最も妊娠しやすい時期に性交を持つようにする方法です。排卵日の周辺で数回の通院が必要です。

排卵誘発法

内服薬や注射で排卵を促す方法です。排卵障害の場合に使用する方法ですが、排卵があっても、人工授精の妊娠率を上げる目的で使用する場合もあります。

人工授精

人工授精は次のような場合に行われます。

  • タイミング療法で効果が得られなかった場合
  • 精液の状態がよくない場合
  • 性交後試験の結果が陰性の場合
  • 性交障害がある場合

マスターベーションで採取した精液から良好な精子を取り出して、最も妊娠しやすい時期に子宮内に注入する方法です。
人工授精1回あたりの妊娠率は、数%程度です。妊娠する方の90%は4~5回の人工授精の間に妊娠されます。それ以上はステップアップをお勧めします。

※他院での採血結果は半年間有効といたします。以降は当院にて再検査いたします。
当院での感染症検査は、1年ごとの更新としています。