不妊症の治療「排卵誘発法」

排卵誘発法

排卵誘発法について

内服薬や注射で卵胞発育を促す方法です。遅延排卵や排卵障害の場合に考慮します。
また、その結果形成される黄体の機能改善を図ります。

排卵誘発法 診察の流れ

  • STEP1 月経周期2日目~5日目に受診してください。
    卵巣の腫れや、子宮内膜剥離の状態を確認するために超音波検査(エコー検査)を行います。
  • STEP2 1.内服薬の場合(クロミフェン)
    医師の指示通り内服してください。
    2.注射の場合(hMG/rFSH)
    注射回数分の来院が必要になります。来院が難しい場合は自己注射も可能です。
  • STEP3 月経周期10日目~12日目頃、超音波検査(エコー検査)にて卵胞モニターを行います。
    卵胞がどの程度まで発育しているかや、尿中LH測定、頚管粘液検査などを検査することで、排卵日を予想します。
  • STEP4 卵胞成長が遅い場合はSTEP2の注射(hMG/rFSH)を追加したり、STEP3の卵胞モニターを繰り返します。
    超音波検査だけでは卵胞の成長が把握できない場合は、院内のホルモン採血を行う場合もあります。
    STEP3にて、十分な卵胞発育を認めた場合
    1.尿中LH測定が陰性の場合
    注射(hCG)もしくは点鼻薬(ブセレキュア)を用いてLHサージを誘起します。約36時間後に排卵します。
    2.尿中LH測定が陽性の場合
    自然に起こるLHサージをお待ちください。
  • STEP5 STEP4にて排卵日を確定したら、医師が指導をした日に性交渉をもってください。
  • STEP6 排卵後の黄体補充療法 黄体機能の低下は妊娠率に大きな悪影響を与えます。この時期の黄体を維持することは、着床環境を整えるために重要です。
    1.黄体補充を行わない場合は自然に経過を見て下さい
    2.黄体補充を行う場合 hCG注射を用います。
  • STEP7 妊娠判定 月経が遅れていたら受診ください。妊娠の判定を尿検査を用いて行います。