〒107-0052東京都港区赤坂2丁目14-32
赤坂2・14プラザビル 6階

Tel.03-5545-4123

〒107-0052東京都港区赤坂2丁目14-32
赤坂2・14プラザビル 6階

Tel.03-5545-4123

コラム

40歳からの卵子凍結|赤坂レディースクリニック|東京都港区赤坂の体外受精・卵子凍結

40歳からの卵子凍結

40歳からの卵子凍結

卵子凍結のお話

卵子凍結とは?

自然の加齢により妊娠することが難しくなっていくことに備えて、卵子を凍結することを言います。

卵子の老化

「卵子の老化」は働き盛りの30歳頃から緩やかに始まります。35歳頃になると加速し、38歳頃からさらに急激に進みます。卵子が老化すると、染色体の不分離が生じやすくなるだけでなく流産率も上がり、結果的に出産率が激減します。年齢が高くなるほど生殖補助医療による妊娠率は低下し、30歳以下では30%前後ですが、40歳以上になると15%以下まで妊娠率が低下するのです。

日本産科婦人科学会 ARTデータブック2022より

卵子凍結保存のメリット

「卵子凍結保存」とは、できる限り若く、流産しにくい卵子を体外に凍結保存しておくことにより、将来自然妊娠が難しい年齢になった時のために備えることができる方法です。
だからこそ、卵子凍結が推奨されるのは39歳までの方です。

40歳以上の卵子凍結

では40歳以上の方はどうなのでしょうか?
40歳以上の方はやってはいけないわけではありません。
実際、将来子供を持てたらいいなという漠然とした思いから、40歳を超えて卵子凍結をした方も多くいます。
それから数年後に凍結卵を使用することになり、無事に健康な赤ちゃんが生まれた方もいます。すでに自然妊娠は難しい年齢で、凍結卵がなければ、元気な赤ちゃんを得ることはできなかったでしょう。
もちろん、卵子凍結が将来の妊娠・出産を約束するものではありません。老化した卵子では、将来融解(解凍)した場合に、卵が変性し、受精に用いることが出来ないことも予想されること、併せて妊娠時期が「超」高年齢となるために母体と赤ちゃん双方へのリスクが高まる点も知っておかなければなりません。
凍結保存が卵子に与えるダメージは、長期的にみて明確にはなっていませんが、現在までに使用した症例では、凍結しない新鮮な卵を使用した場合と比べて、妊娠率に差はありませんでした。

こちらをご覧ください凍結卵を使用した妊娠率と日本産科婦人科学会ARTデータブック妊娠率との比較
より詳細な卵子凍結の治療成績はこちらも併せてご覧ください。

今までのところ妊娠が継続した全症例において、健康な赤ちゃんが生まれたことを確認しています。
40歳以上の凍結卵でも、32%程度の妊娠率を認めていますので可能性はゼロではありません。
40歳以上だったとしても、迷っているなら、一歩踏み出し卵子凍結をしておくのも将来の可能性が広がるのではないでしょうか。


卵子凍結 初診時の流れをご覧ください。
ご予約はこちらから

 

pagetop